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9.162020
西垣農園のこだわり
今回は、西垣農園の「こだわり」について1つお話ししようと思います。
ただ、最初に断っておきますが、これは他社・他人を否定するものではなく
あくまでも、西垣農園としての「こだわり」という話ですので、そこの所、宜しくお願いします!
さて、では本題ですが
柿を贈る際、または贈られてくる際、下の写真のような、包み紙で1個1個、個包装されているものを見たことはないでしょうか?
これは、よく贈答用などにも使用され、見た目も華やかで、高級に見えることから、大変人気があります!
しかし
この人気のある個包装。
西垣農園では一切やっておりません!
ここで、
「え?需要があるのになんでやってないの?」
「お願いしてもやってもらえないの?」
と思った方もいるでしょう。
ただ、今回の「こだわり」こそが、ここなのです!
では、なぜ西垣農園では富有柿の個包装をやっていないか?と言う事をご説明します。
確かに、個包装をすることで、見た目も華やかになるし、高級にも見える。
なにより需要もある。
メリットだらけじゃん!と思う方も多いでしょう!
しかし、その裏に隠された、デメリットをご存知でしょうか?
【個包装をする事でのデメリット】
①中身の柿が見えない
みなさん、果物や農作物を買ったり、貰ったして食べるとき、何を基準に食べる順番を選びますか?
熟し具合・痛み具合などを見て、先に食べるものを決めませんか?
つまり、そういう事です。
個包装で包んでしまうと、中の柿の状態が分かりにくく、場合によっては最後の方に開けた柿が痛んで食べられない。と言った可能性が出てきます。
こうした、中の色味が見れない事から、別名「色隠し」と言われることもあります。
また、受け取った側も、包装紙をはずす手間や、ゴミになる事、エコなどの環境問題もあります。
②日持ちにも影響が出る
あまりご存知ない方もいるとは思いますが、柿の表面に白い粉っぽいのがついている事ってないですか?
これはブルームと言って、簡単にいうと、乾燥から柿本体を守ってくれる効果のある粉です。
なので、このブルームがついている柿は新鮮で美味しい基準の1つです。
そんな素敵なブルームですが、個包装することで、柿の表面が擦れ、多少なりとも落ちてしまいます。
そうなると、日持ちにも多少影響が出てくる可能性があります。
と、いう事で、大きく言って上記2点が
西垣農園が個包装をしない理由です。
もちろん個包装を用いて、贈答用としての全体の美しさや、高級感は必要だと思いますが
西垣農園では、それよりも富有柿本来の美しさと、見た目等による情報を分かりやすくする「富有柿ファースト」でお届けするようにしています。
つまりは富有柿そのもののポテンシャルで勝負しています!
そして、よく思い出してください。
高級青果店などで、透明フィルムでフワッと包装されている事はあっても
中の見えない包装紙で包まれていることはないでしょ?
それと同じで中身が重要なんです!
ただ、最初に書いたように、個包装をしている、各社・他人を否定するものではありません。
あくまで、考え方、こだわりとして、うちではこうしていると言うお話です。
そんな、西垣農園の富有柿ですが、9/1から2020年度予約受付・絶賛受付中です!
10月1日からは、クレジットによる予約受付開始と、イラストコラボパッケージの予約受付もスタートしますので、宜しくお願いします。
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